ちりめん街道 重要伝統的建造物群保存地区【京都府・与謝野町加悦】

街道観光マップ

杉本家住宅(上の町)

杉本家住宅(上之町)

街道筋には江戸時代後期から明治時代の商家などが数多く建ち並んでいますが、明治中期に建てられたこの杉本家住宅もその一つ。高塀に接して2階の軒近くまで厚い壁が立ち上がり、往来する人の目を惹きますが、これが防火壁の役割を果たす『うだつ』です。周辺でも類例のない構えです。

当家は明治20年から同34年にかけて「生糸縮緬仕切通」を家業としていました。この主屋はその時期の建築とみられています。

うだつが上がる

うだつが上がる

防火壁の役割であるこの「うだつ」を上げるためにはそれなりの出費が必要。地位や経済的に恵まれない境遇のことを「うだつが上がらない」と言われるのは、このことから来ているのです。

薬局の名残

薬局の名残

当初機屋を家業としていた当家は、その後薬局を営むようになりました。また昭和初期には、バスの停留所として多くの方たちが乗り降りされたのがこの場所です。旧尾藤家住宅にて公開中のモノクロ映像の中では、バスで出発する人たちを見送る姿が見られます。

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